連結産卵
2019年 08月 12日
里山の水辺ではベニイトトンボの連結産卵が見られました。
上がオスで下がメス。
メスがヒシの葉に産卵しています。
同じ水辺ではキイトトンボも。
そして、遠く池の中央ではギンヤンマの連結産卵も見ることができました。
近くの小さな流れにはハグロトンボも見られました。
そういえば実家の庭には今年もハグロトンボがやって来たようです。
今年は家の近くのハグロトンボを見に行ってないな。反省。
トノサマガエル君。驚かせてごめんなさいね。
6月に「アザミの咲く水辺」という題名でクロスジギンヤンマを紹介した時の事。
道ばたに弱ってとまっているのを観察しながら、
飛んでいて軽トラにぶつかったものが落ちていたと考察していたのですが、
今回、連結産卵を観察しながら考察しなおしました。
気になっていたのが、クロスジギンヤンマの尾部の先が曲がっていたことです。
ヤンマは交尾の時、尾部付属器でメスの頭部をがっちりと挟んで連結します。
なので、
軽トラにぶつかって、不本意に弱ったのなんかではなく、
メスと交尾を終え、命をしっかりと全うし終えたオスに出会ったのだと
考え直しました。
まあ、本当の所はどうだったのかは分かりませんが、
こんな事をぼーっと考える余裕があるのも、夏休みだからですかね。
香川照之さんの昆虫すごいぜ!を見て、
ちょっと気持ちが昆虫少年の頃に戻っているのかもしれませんね(笑)
水草に卵を産み付けるようですね。
1枚目のベニイトトンボ。こちらでは見ることのできない種です
とても色鮮やかで綺麗ですね。一度は見てみたいものです
産卵時は、その場にいる時間が長いので撮るのは楽ですが、遭遇するの機会が少ないです
同じ場所に通いつめればいいのでしょうけど、気が多くあちこちに出かけてしまうのも原因かもしれませんが、それが性なので直しようが無いです
ベニイトトンボは実はこちらでも観察できる場所は限られているのですが、
昨年は幸いにして3か所で観察することができました。
今年はコロナのことがあるので別ですが、自分もどちらかというとあちこちいろんな環境を見に
行きたい性分なので、偶然産卵を観察できたというのが正直な所です(笑)
コメントありがとうございます!