アザミの咲く水辺
2019年 06月 30日
夕刻にノアザミの咲く水辺を訪れました。
ノアザミにとまるベニシジミ。夕陽を浴びて気持ちよさそう。
ゼンマイの葉にも、とまっていました。
しばらくすると翅を広げました♪
オレンジの模様と白い翅の縁取りがお洒落ですね。
ツバメシジミもいっしょに飛んでいました。
こちらも夕陽を浴びてしばらくすると、翅を広げていました。
この水辺ではセセリチョウもたくさん見られました。
葉の上で休んでいたのはオオチャバネセセリ。
アザミの花にもやって来ました。
イチモンジセセリも蜜を吸いに来ていました。
水辺ではトンボもたくさん見られました。
日陰で静かにとまっていたのはモノサシトンボ。
たくさん見られたのはキイトトンボ。
まだ色合い的に未熟な個体ばかりでした。
羽化して間もない小形のイトトンボがじっととまっていました。
図鑑で調べてみると、胸の模様や尾の形からクロイトトンボだと思います。
クロイトトンボを撮影した後、
ため池の端で種類の分からないトンボがホバリングして産卵を始めました。
オオシオカラトンボ?こんな産卵の仕方だったっけ?
ほどなくして笹の葉にとまったので、そーっと近づいてみると…
黄色と黒の虎斑模様をしたトラフトンボでした!
トラフトンボは春先に見かけても、ずーっと飛び回ってとまらないので、
自分にとっては初めて間近で観察する機会となりました。
腹部をぎゅーっと曲げて卵塊を絞り出します。
複眼がグリーンに輝いて美しかったです。
この後、再びため池の浅瀬でホバリングして短時間産卵すると、
茂みの奥へと飛び去ってゆきました。
このため池で命を繋いで、来年もカッコいい姿を見せてほしいと思います。
ため池からの帰り道に、クロスジギンヤンマが道ばたに落ちていてびっくり。
さわると足は動かしますが、飛ぶ元気はなさそうです。
目立った外傷はなかったですが、道ばたという場所を考えると、
軽トラにでもぶつかっちゃったのかな。
深いブルーな瞳が悲しそうに見えて印象的でした。
クロスジギンヤンマもため池をずっと飛び回る種類なので、
なかなか間近で観察するのが難しい種類。
でもやはり、観察する機会に恵まれたとはいえ、
こういう出会い方は悲しいですね。。
さて、本来の目的は緑色に輝くシジミチョウを探しにやって来ましたが、
昨年目をつけていたハンノキの木立は見事に切り去られていました。
農家さんには必要のない種類の木なのかもしれません。
慰めるかのように、近い仲間のアカシジミが木の上から見送ってくれました。
自分の場合は生き物を見に行っても、目的の種類は見られないことの方が多いかもしれません。
それでも、この日も予期していなかった貴重な出会いがたくさんありました。
「人間万事
蝶々やトンボ沢山いましたね。
アザミが咲く草地がすなくなり、山に行かなければみられなくなりました。
私は見たことが無い子ばかりです。
いろんな子がいるなあ、、
産卵の、卵が映っているシーン凄いですね!
クロスジギンヤンマの色合いもインパクト凄いですね。
残念な出会いではありましたが、これもまた出会い・・・
ハンノキが、、そうでしたか・・・
残念ですね;_;
私も似たような経験を何度かしましたが、
文句言うわけにもいきませんものね。
出会いって本当に不思議なもので、
主目的果たせずとも、全く予想外の出会いがあることって
私も多いです。
それって、たとえば遠征して庭にでもいるような子を撮って
それをつまらないと思うか、
その日そこで出会ったことに喜びを感じるか?
意識と想いの違いで、大きく変わってくると思うんです。
(o^-^o)
アザミの咲く草はらって案外どこにでもは無くて、
なので、初夏にこの花に出会えるとうれしいです。
無論、そちらの阿蘇の草原にはたくさん咲いていそうですね!
コメントありがとうございます!
この日もゼンマイの葉の上で翅を開いたベニシジミが美しくて。
どこにでもいる蝶ですけどね。
改めてきれいだなあと思いました。
これからも、その日の出会いを大切にして観察していけたらと思います。
コメントありがとうございます!