<   2009年 09月 ( 10 )   > この月の画像一覧
オオルリボシヤンマ
以前から樹木にかこまれた近くの池で、青っぽいヤンマが飛んでいるのは気になっていました。
c0189013_2102275.jpg

オオルリボシヤンマ(2009.8.22/奈良県 五條市)
ホバリングしていた1匹が倒木にとまりました。
瑠璃色の模様にびっくりしました。それはオオルリボシヤンマのメスでした。
山間の植生豊かな池で見られるというこのトンボが、
こんなに身近なところに棲んでいたことに驚きました。


c0189013_21102291.jpg

オオルリボシヤンマ(2009.8.22/奈良県 五條市)
池に浸かった倒木にしばらく産卵すると、
再びホバリングして少し場所を変えて、また産卵を繰り返していました。


c0189013_21175024.jpg

オオルリボシヤンマ(2009.8.30/奈良県 トリミング)
べつの池では池の周囲で行ったり来たりパトロールをしていました。


c0189013_2122464.jpg

ツルリンドウ(2009.8.30/奈良県)
初めて出会う薄紫色の花に感激しました。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-30 21:27 | Comments(6)
お彼岸の田んぼにて
春分、秋分の日をはさんで前後の3日間の7日間をお彼岸といい、
先祖の供養をしたりお墓参りをする行事です。
c0189013_23573199.jpg

ヒガンバナ(2009.9.27/奈良県 五條市)
秋の彼岸のころに開花するのが彼岸花です。
田んぼのあぜ道や土手にたくさんの花が咲いています。


c0189013_065414.jpg

ヒガンバナ(2009.9.27/奈良県 五條市)
この時期に燃えるような赤い花が一斉に咲く姿は見事ですね。


c0189013_0183432.jpg

キアゲハ(2009.9.23/奈良県 広陵町)
田んぼのわきで、草にとまって休んでいました。


c0189013_02417100.jpg

ツマグロヒョウモン(2009.9.27/奈良県 五條市)
今年のお彼岸はたくさんのツマグロヒョウモンを見かけます。
他のヒョウモンチョウ類がほとんど年1回しか発生しないのに対し、
この蝶は4月頃から11月頃まで見られ、その間に4、5回発生するのだそうです。
ほんとうにたくましい蝶です。


c0189013_0342098.jpg

ツマグロヒョウモン(2009.9.22)
メスだけが前翅の先端が黒くなります。
地面に降りてきてはさかんに産卵しています。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、
もうしばらく暑い日が続きそうです。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-28 00:43 | Comments(6)
ハンミョウ
先月、サナエトンボがいないかとある河原を訪れたときに、
足元から小さな虫がすーっと飛び立ちました。
c0189013_761714.jpg

ハンミョウ(2009.8.19/奈良県 五條市)
石の上にとまったのは、美しい模様を持ったハンミョウでした。


c0189013_71252100.jpg

ハンミョウ(2009.8.19/奈良県 五條市)
近づいて撮影しようとすると、少し飛んで距離を保ちます。
ハンミョウは、人が歩くと先へ先へと飛んでは止まるので、別名ミチオシエともよばれます。

この日はサナエトンボのほうは空振りに終わったのですが、
ハンミョウとの1年ぶりの出会いに楽しませてもらいました。



c0189013_7194217.jpg

ゲンノショウコ(2009.8.18/奈良県 下市町)
河原にはたくさんのゲンノショウコが咲いていました。


c0189013_7221475.jpg

ハガクレツリフネ(2009.8.19/奈良県 五條市)
近くの沢ではツリフネソウがひっそりと咲いていました。
上高地では黄色いツリフネソウがたくさん咲いていましたが、この花は淡紅紫色をしています。
調べてみると、花が葉の裏に隠れるように垂れるのでハガクレツリフネというようです。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-26 07:31 | Comments(4)
夏のサナエトンボ
夏に現れるサナエトンボもそろそろ終盤を迎えています。
比較的大形のものには「ヤンマ」と名前がついているものもありますが、
今回紹介するものは全てサナエトンボです。
c0189013_4152059.jpg

オナガサナエ(2009.8.30/奈良県)
中型のサナエトンボで、雄の尾部が長いことからこの名前がつきました。
おもに平地や丘陵地の清流などに生息しています。
職場の近くの吉野川にいるはずなのですが、まだ見たことがなくて、
このときは偶然に池の傍の笹に止まっているところに出会いました。


c0189013_4313657.jpg

オナガサナエ(2009.8.30)
こちらは同じ日に見つけたメスです。緑色の眼が印象的でした。


c0189013_436242.jpg

コオニヤンマ(2009.8.30)
このトンボはヤンマではなくサナエで、サナエの中では最大の大きさです。
かなりどう猛で、他のトンボを襲って食べているのを何度か見たことがあります。
小鬼ヤンマという名前はオニヤンマよりやや小さいということで付いたそうです。 


c0189013_4433079.jpg

ウチワヤンマ(2007.9月/奈良県 橿原市)
おしりの団扇(うちわ)に似たでっぱりが特徴で、名前の由来もここからきてます。
ヤンマとついておりますが、サナエトンボの仲間です。


c0189013_4471886.jpg

タイワンウチワヤンマ(2009.7.22/奈良県 五條市)
九州・四国南部・南西諸島などに分布していましたが、
地球温暖化の影響で分布を北へ拡大しています。
職場の近くの池で毎年見られます。

サナエトンボの季節もそろそろ終わりですが、
来年もその元気な姿に出会いたいものです。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-24 05:01 | Comments(6)
碁石小灰蝶
もう少し前の写真になりますが、
ある雨上がりの夏の日に初めてお目にかかった蝶です。
c0189013_656355.jpg

ゴイシシジミ(2009.7.25/奈良県 五條市)
葉にとまっているシジミチョウの翅の模様をなんとなく見ていたらびっくり。
碁石状の模様!初めて見るゴイシシジミじゃありませんか。


c0189013_73767.jpg

ゴイシシジミ(2009.7.25/奈良県 五條市)
気が付くと、ちらちらと数匹が飛んでは笹の葉にとまります。
そのうちの1匹が低い位置にとまって、ゆっくり撮影させてくれました♪


c0189013_7102284.jpg

アブラムシの仲間(2009.7.25/奈良県 五條市)
しばらくすると、笹の葉に舞い降りた別の1匹が、葉の裏側へ歩いて回り込みました。
そこにいたのは、たくさんのアブラムシ!
蝶といっしょに撮りたかったのですが、葉をゆらしてしまって逃げてしまいました…。

実は、ゴイシシジミの幼虫は日本の全種の蝶の中で唯一の完全な肉食性で、
タケ科植物につく数種類のアブラムシを捕食して育ちます。
成虫もまた彼らの分泌液に依存します。
きっとアブラムシの分泌する蜜を吸いに行ったのか、産卵しようとしたのだと思います。

一度分かるようになると案外気が付くもので、
この後に上高地でも、この蝶を観察できました。
ともかく、身近な場所にゴイシシジミが棲んでいることが分かって、
少しこの蝶を身近に感じたのでした。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-22 07:31 | Comments(5)
山の上は秋の装い
久々に近くの山に登りました。
春にはよく訪れるのですが、一度この時期に登ってみたかったのです。
登るときに、この山の自然保護に力を入れておられる方に久しぶりに出会うと、
「山の上はもう秋ですよ。ススキも伸びてますよ。」とのことでした。
c0189013_672273.jpg

金剛山(2009.9.6/奈良県 御所市)
山頂に登ると、むこうに金剛山がきれいに見えました。


c0189013_615020.jpg

ハチクマ(2009.9.6/奈良県 御所市 トリミング)
ふと見上げると、1羽の鷹が旋回しています。
青い空をバックに悠々と飛ぶ姿に感激しました。
この鷹はハチクマという鷹で、今の時期は渡りの途中の南下個体がよく見られるそうです。
教えてくださったmitsuさん、misakiさん、ありがとうございました。

c0189013_6253285.jpg

コオニユリ(2009.9.6/奈良県 御所市)
ススキ野原には少しだけコオニユリの花が咲き残っていました。


c0189013_6283343.jpg

ツリガネニンジン(2009.9.6/奈良県 御所市)
今が見頃とばかりに釣鐘状の紫色の花をたくさん咲かせていました。


c0189013_6315275.jpg

オミナエシ(2009.9.6/奈良県 御所市)
万葉集の山上憶良の歌に「萩の花 尾花 葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」と
詠まれている秋の七草のひとつですね。

山の上のススキ野原には、涼しい風が吹いていました。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-20 06:38 | Comments(6)
オニヤンマ
c0189013_5184026.jpg

オニヤンマ(2009.8.28/大阪府 河内長野市)
先月末に少し離れた里山を訪れたときの写真です。
谷間の小川にオニヤンマを見つけました。


c0189013_5445038.jpg

オニヤンマ(2009.8.28/大阪府 河内長野市)
同じ区間を行ったり来たりパトロールすると、近くの草や枝に止まります。


c0189013_5482493.jpg

オニヤンマ(2009.8.28/大阪府 河内長野市)
この個体はオスなので少し小形ですが、それでもさすがは日本産のトンボの最大種です。
飛んでいるときも、止まっているときも悠然としていました。


c0189013_5572699.jpg

クサアジサイ(2009.8.28/大阪府 河内長野市)
オニヤンマを撮影中に、足元にピンクの花が咲いていました。
クサアジサイというらしく、たしかに花が少しアジサイに似ています。

オニヤンマは子供の頃何度も虫捕り網を持って追いかけたトンボで、
子供の頃の自分には、ほんとに大きく感じて…
ついつい今でも見つけると、カメラを向けてしまうのです。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-15 06:08 | Comments(6)
氷壁の宿 徳澤園
上高地では、氷壁の宿・徳澤園に泊まりました。
井上靖の小説「氷壁」の舞台になっていて、
宿にも資料や直筆原稿が保管・展示されていました。

小説「氷壁」を原案として、設定を現代に、場所を前穂高からK2に置き換えて、
NHKの土曜ドラマで数年前にドラマ化されていて、その印象はすごく覚えていました。
今回、上高地から帰って、小説の方も初めて読みました。
読みながら、舞台となった穂高の山、徳澤園、上高地の風景が
何度も鮮明に思い出されました。

c0189013_8135320.jpg

徳澤園(2009.8.12/長野県 松本市)
ここから穂高、槍ヶ岳、蝶ヶ岳を目指し、多くの登山客が重いリュックを
背負って登っていきます。


c0189013_8201422.jpg

朝の前穂高岳(2009.8.12/長野県 松本市)
宿からは「氷壁」の主人公・魚津恭太が挑んだ前穂高岳がきれいに見えました。
部屋からもお風呂の湯船からもきれいに見えます♪


c0189013_8424532.jpg

徳澤園(2009.8.12/長野県 松本市)
上高地バスターミナルから徒歩一時間半。ここには電気が来ていなくて、
すべて自家発電でがんばっています。階段下の明かりはアルコールランプです。
消灯の時間があり、夜はカメラのバッテリーの充電もできません。
そんな不便を補って余りあるほどの感動、北アルプスの山々に心動かされました。


c0189013_9175929.jpg

徳澤園(2009.8.12/長野県 松本市)
漆喰の壁に天然の丸太のやさしい雰囲気の宿でした。
食事もおいしかったです。宿を出る朝にコーヒーを飲んでいると、
横に座った方が「蝶ヶ岳も景色やお花畑がすごく良かった」と教えてくださいました。
ぜひ、また訪れたいなあと思いました。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-13 09:33 | Comments(6)
涸沢 ~花~
涸沢ではいろいろな花にも出会えました。
c0189013_5463685.jpg

キバナノコマノツメ(2009.8.12/長野県 松本市)
初めて黄色のスミレを見ました♪
葉の形が馬の蹄に似ていることから名づけられたそうです。


c0189013_5531354.jpg

クルマユリ(2009.8.12/長野県 松本市)
1株だけ見つけたのですが、花は終わりかけでした。


c0189013_5171845.jpg

イワツメクサ(2009.8.12/長野県 松本市)
涸沢ヒュッテのまわりにかわいい花を咲かせていました。


c0189013_521367.jpg

ミソガワソウ(2009.8.12/長野県 松本市)
木曽川の支流味噌川にたくさん生えることに由来するそうです。


c0189013_531650.jpg

ミヤマアキノキリンソウ(2009.8.12/長野県 松本市)
マルハナバチがさかんに蜜を吸いにやって来ていました。


c0189013_695892.jpg

オニシモツケ(2009.8.12/長野県 松本市)
ミソガワソウの横で咲いていました。


c0189013_5344439.jpg

クロクモソウ(2009.8.12/長野県 松本市)
ヒュッテからテント村へ下りる道沿いに咲いていました。


c0189013_5393613.jpg

バイケイソウ(2009.8.12/長野県 松本市)
春に金剛山や大峰で見かけましたが、花の時期に見るのは初めてでした。


c0189013_544674.jpg

バイケイソウの花(2009.8.12/長野県 松本市)
花は小さいですがユリ科の花の形をしています。涸沢へ登る途中
はるか遠く北穂高岳に、白い花を咲かせるコバイケイソウの群落が
見えていたので、今度は見てみたいです。


c0189013_5503254.jpg

ベニバナイチゴ(2009.8.12/長野県 松本市)
濃紅紫色の花が印象的でした。今頃は赤い実がなっている頃でしょうか。


c0189013_623297.jpg

キバナシャクナゲ(2009.8.12/長野県 松本市)
キバナシャクナゲは普通標高2500m以上に咲くとありますが、
ここは涸沢付近ですから2300mほどです。ハクサンシャクナゲかも
しれません。8月にシャクナゲの花が見られるとは思いませんでした。
[PR]
by chantake123 | 2009-09-09 06:17 | Comments(6)
涸沢
c0189013_635799.jpg

雪渓(2009.8.12/長野県 松本市)
本谷橋を渡ってからは勾配の急な登りでした。
やがて雪渓が現れて、初めて雪渓の上を歩きました。


c0189013_6471559.jpg

涸沢ヒュッテ直下の雪渓(2009.8.12/長野県 松本市)
雪渓の上を歩くのは思いのほか歩きやすくて、
雪渓には登山者のために階段状の道がつけてくれてありました。


c0189013_6544493.jpg

涸沢ヒュッテ(2009.8.12/長野県 松本市)
徳沢から4時間。やっと涸沢カールの真ん中に建つ涸沢ヒュッテに到着しました。
ヒュッテのテラスでゆっくりお昼ごはん。まわりの山々を見渡しながら、
空気は涼しくて、持っていったおにぎりを食べました。おいしかった♪


c0189013_785888.jpg

涸沢カールとテント村(2009.8.12/長野県 松本市)
さすが登山基地ですね。テント場には色とりどりのテントが並び、涸沢小屋の向こうに上っていく登山者
が見えました。今度は奥穂高岳に登ってみたいな♪

涸沢に登って嬉しかったのは、高山蝶のベニヒカゲに出会えたことです。
c0189013_7245522.jpg

ベニヒカゲ(2009.8.12/長野県 松本市)
ひらひらと飛んできて近くの石に止まりました。
北海道では低山地にも見られますが、本州では中部地方以北の高山地に棲んでいます。


c0189013_7315490.jpg

ベニヒカゲ(2009.8.12/長野県 松本市)
オレンジ色の斑紋が印象的な蝶です。
中学生のとき立山で見て以来だったので嬉しかったです。


c0189013_7363533.jpg

ベニヒカゲ(2009.8.12/長野県 松本市)
時折強い風が吹くと、翅を傾けながらじっと耐えます。


c0189013_7392651.jpg

ベニヒカゲ(2009.8.12/長野県 松本市)
登山道の湿った踏み跡で吸水。


c0189013_7414015.jpg

ベニヒカゲ(2009.8.12/長野県 松本市)
だんだん撮影に慣れてきたのか、私のリュックにまで吸水にやってきました。
実は最後には私の手に止まって逃げなくなりました♪
[PR]
by chantake123 | 2009-09-05 07:48 | Comments(6)