近所で出会った生き物たち
2017年 07月 24日
近所の田んぼではイネが青々と生長し、田んぼから水を全て抜いて乾燥させる「中干し」が始まっています。
こちらは一か月半ほど前に田植えがされた頃の写真です。イネの生長は本当に著しいです。
それでは、この一か月半ほどで見かけた近所の生き物たちを紹介します。
アゲハチョウは、神社周辺の畑に柑橘類が植えられているので、常に発生しています。
アゲハチョウと共に常に見られるのがモンシロチョウ。
炎天下でも道ばたの花で吸蜜していたりします。
いくつか生えているクヌギの木立の下では…
ひょこひょこと飛び回るヒメジャノメの可愛らしい姿があります。
この時はまだ朝でまったりとしていたようです。目の前まで近づかせてくれました。
木立の下は湿潤に保たれていて、クヌギの幹にはシダやコケ、カタツムリも見られました。
林縁をスー、スーと旋回していたのはコミスジでした。
自宅周辺は、点在する神社にしか林のような環境がないのですが、そのような場所でたくましく発生してくれています。
生垣に植えられているのは、おそらくシモツケの仲間。
その植栽されたシモツケやユキヤナギで発生するようになったのがホシミスジです。
最近はコミスジよりも見かけることが多いです。
7月も後半になりイチモンジセセリも出てきました。
神社に植えられているオニユリの花は早くも終盤です。
昨年に続いてキツネノカミソリの花に出会うことができました。
飛鳥川沿いの桜並木では、ニイニイゼミのチーーーーーという鳴き声が響いています。
田んぼ脇の草地では、ショウリョウバッタが成虫へと成長していました。
飛鳥川で見かけたセスジイトトンボ。
田んぼ脇で見られた雌のアオモンイトトンボは見慣れない色で迷いました。
ハグロトンボは今年だけで3度見かけているので、家の近所で定着していると思います。
飛鳥川で羽化した後、神社の林や公園の木立へと移動して生活しているようです。
葛の葉の上でポーズを決めてくれました!
隣の市でも見かけたので、個人的には増加傾向にあると感じています。
そのうち奈良盆地の平野部の河川で普通に見られるようになるのではないかと楽しみにしています。
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Sippo5655 at 2017-07-24 21:33
お米の成長、すくすく育ってくれているようで
安心しました~。
東京は梅雨の間ほとんど晴天だった印象なので、
農地にたっぷり雨が降ってくれないと
大変ですものね・・・。
水を抜く段階もあるのですね。初めて知りました。
コミスジはこちらでは比較的どこでも会える蝶なのですが、
そちらとはまた環境が違うのでしょうか!?
逆にホシミスジはほとんど出会えません。
関西地方はホシミスジが多いと聞きました。
ハグロトンボはこちらでは出会いやすいかな。
地域差が大きいですね。
安心しました~。
東京は梅雨の間ほとんど晴天だった印象なので、
農地にたっぷり雨が降ってくれないと
大変ですものね・・・。
水を抜く段階もあるのですね。初めて知りました。
コミスジはこちらでは比較的どこでも会える蝶なのですが、
そちらとはまた環境が違うのでしょうか!?
逆にホシミスジはほとんど出会えません。
関西地方はホシミスジが多いと聞きました。
ハグロトンボはこちらでは出会いやすいかな。
地域差が大きいですね。
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chantake123 at 2017-07-26 07:25
Sippo5655さん、
近所に田んぼがたくさんあるので、眺める機会が多いです。
お百姓さんが田んぼを整えて稲を育て上げられるのは本当にすごいと感じます!
ホシミスジは園芸のシモツケについて、20年ほど前から移入して、すっかり増えました。
ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハと共によく見られる蝶です。
ハグロトンボは下水道の整備とともに水質が改善されて、
上流域から分布を拡大して来ているんじゃないかと思っています。
コメントありがとうございます!
近所に田んぼがたくさんあるので、眺める機会が多いです。
お百姓さんが田んぼを整えて稲を育て上げられるのは本当にすごいと感じます!
ホシミスジは園芸のシモツケについて、20年ほど前から移入して、すっかり増えました。
ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハと共によく見られる蝶です。
ハグロトンボは下水道の整備とともに水質が改善されて、
上流域から分布を拡大して来ているんじゃないかと思っています。
コメントありがとうございます!
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asitano_kaze at 2017-07-29 20:57
コミスジにはよく出会いますが、ホシミスジにはなかなか出会いがありません。
イチモンジセセリちゃんもお出ましですね。
この子、こちょこちょと飛び回り、かわいいです。
ラストのハグロトンボ、面白い画ですね。
イチモンジセセリちゃんもお出ましですね。
この子、こちょこちょと飛び回り、かわいいです。
ラストのハグロトンボ、面白い画ですね。
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chantake123 at 2017-08-08 16:00
asitano_kaze さん、
コメントおそくなりすみません。
20年ほど前まではホシミスジは全く見ることができない蝶だったのです。
それが、園芸のシモツケやユキヤナギで発生するようになり、今では家の庭で発生しています。
コミスジは昔から変わりなく里山で見られます(笑)
ラストのハグロトンボは、タイミング良く翅を開いたときにシャッターを押すことができました。
コメントおそくなりすみません。
20年ほど前まではホシミスジは全く見ることができない蝶だったのです。
それが、園芸のシモツケやユキヤナギで発生するようになり、今では家の庭で発生しています。
コミスジは昔から変わりなく里山で見られます(笑)
ラストのハグロトンボは、タイミング良く翅を開いたときにシャッターを押すことができました。
by chantake123
| 2017-07-24 14:28
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