やっぱりハグロトンボが棲んでいる
2016年 07月 30日
梅雨も明けて夏真っ盛りですが、朝はまだ暑くなくて散歩しやすいです。
一月ほど前に植えられた稲もすくすくと育っていますね。
田んぼの脇にあるクヌギの木の周りでゴマダラチョウが飛んでいるのが見えたので近づいてみました。
たくさんのハナムグリと一緒に、2匹のゴマダラチョウが黄色いストローを伸ばして樹液を吸っていました。
スズメバチが飛んでくると追い払われて、ゴマダラチョウは遠慮気味に樹液を吸っていました。
美しい金属光沢をもつカミキリムシが家の近所に棲んでいるとは知りませんでした。
今朝クヌギの木を見上げると…
今年も無事、カブトムシに出会うことができました。
飛鳥川の川辺に下りてみました。
石の上から川面を覗くと、小魚が泳いでいるのも見ることができました。
田んぼや川の上ではウスバキトンボがたくさん飛んでいます。
中にはペアで連結して飛んでいるものもいました。
川辺でひっそりとキツネノカミソリが咲いていました。
お盆過ぎに咲く花だと思っていましたが、ここは平地なので咲くのが早いみたいですね。
飛鳥川の川辺から少し離れた木陰にハグロトンボを見つけました。
昨年は家の庭にやって来てくれましたが、この木陰では3匹見かけたので平野部の田原本町にもたくましく棲んでいるといえそうです。
自分の住む団地でも昨年下水道の工事が終わりました。
飛鳥川の環境が改善されて、これからもっとハグロトンボの飛び交う川辺になっていくといいなあと楽しみにしています。
やはり、水がきれいな場所でないと見られないですかね。
ハグロトンボは夏を代表するトンボのひとつだと思います。
ハグロトンボが棲める環境ということは、ある程度水がきれいだと言えるかなあと思います。
コメントありがとうございます!
きっと高度経済成長期に水質が悪化して、この辺りでは自分の子供の頃からハグロトンボは見られませんでした。
それが下水道の整備などによって、ハグロトンボの棲める環境が戻ってきたことにより、再び上流域の方から平野部へと分布を
広げてきたのではないかと考えています。
ほかにもカワセミも昔に比べてみる機会が多くなりました。
コメントありがとうございます!