黒い赤とんぼ
2015年 10月 12日
夏に高原の池で出会ったトンボたちを紹介します。
近年、減少が心配されているアキアカネ。赤とんぼの代表的な種類です。
この高原では見ることができましたが、この秋に地元の田んぼでは全く見られないでいます。
アオイトトンボは池の周りでも、辺りの草はらでもたくさん見られました。
金属光沢が美しかったです。
アオイトトンボは連結して産卵しているものも見られました。
すると、そこへ別の種類のイトトンボが急にとびかかったのです。
とびかかったのは初めて出会う種類でした。
後で調べてルリイトトンボのオスと分かりました。
同じ種類と勘違いしてとびかかったのでしょうか。
それにしても、こちらのルリイトトンボも青い眼と水色の体色が美しいのでした。
ちゃんとカップルになっているルリイトトンボも見つけられました。
近づいて観察すると、ほんとうに美しいイトトンボですね♪
ただ、とびかかった一匹のやんちゃな印象が強く残ってしまいました(笑)
ミツガシワの葉の間を飛びながら、オオルリボシヤンマのメスが産卵場所を探していました。
地元の奈良でも見られるトンボですが、高原の景色が似合うトンボだなあと感じました。
何とか産卵している場面も撮影できました。
そして、この池でもう一種類初めて観察できたのがムツアカネです。
アキアカネに近い種類ですが、こちらは成熟すると全身が黒化する赤とんぼなのです!
本州では山岳地域でのみ見られる種類なので出会えてよかったです。
こちらはメス。オスほど黒くはなりません。
産卵していたものが葉にとまって休憩したところで撮影させてもらいました。
連結したものも近くにとまってくれました。
連結して産卵しているものと、メスだけで産卵しているものの両方のタイプが見られました。
水面近くでミツガシワの葉にとまるムツアカネのオス。
何とか最後に黒い赤とんぼを綺麗に撮れたかな。
またいつか、見に来れることを切に願い、高原を後にしました。
時期的にどの種類も産卵の時期を迎えていて、懸命に子孫を残していました。
今頃はこの高原も紅葉の季節を迎えていると思います。
トンボはやっぱり、身近に感じますね。
幼い頃から、いつも触れていたような~
所が今年は赤とんぼがとても少なく感じました。
疲れて庭に出て、赤とんぼに会えた時は、とても嬉しかったですね。
イトトンボもいろんな生態を見せてくれるのですね。
とっても素晴らしいですね。
懐かしい顔ぶれがいましたが、 オオルリボシヤンマは出会ったことがありません。
ムツアカネも初見です。
連結ペアはとくに好みです。
やはり高原へ足を運ばないと出会えないようですね。
こんなトンボもいるんですね!
どうにもトンボのことを、なかなか覚えられないでいます。。
ムツアカネ しっかりと名前を覚えておきたいと思います。
我が家の庭にも、トンボが物干し竿に止まっていたりして、
秋らしい庭になってます^^
虫を追いかけるようになって、トンボはチョウチョを食べたり
そのトンボも、カマキリや蜘蛛や鳥に食べられたり
そんなことを知るようになって。
もっと大きな心で自然界を見つめることができるようになった・・・
高原のトンボ 種類が多いですね。
我が家にも赤とんぼが飛ぶようになりました。
小学時代に昆虫採集で網を持ってトンボを追いかけた思い出もありますが、今は少なくなっている気がします。
コメント有難うございました。
何時も感心してます。昆虫図鑑見てるみたいです。
子供も頃は、良くトンボ取った頃が思い浮かんで来ます。
夏の甲子園で高校野球決勝戦ぐらいには、赤トンボが飛んでいるの見ました。
そうなんです「more」を押していただくとそれ以前の情報がでてくる仕組みになっているようです。今後もよろしくお願いいたします<(_ _)>
9月は旅行を2~3回予定していますので、少々忙しいです。また、皆さんの期待に応えるべく良い写真を撮ってきますので楽しみにしていて下さいね。
トンボは子供の友達ですよね。
遊んでいるところに、いつも飛んでいてくれた。
日本の童謡には、トンボが出てくる歌詞が多いですよね。
カリフォルニアでもニュージーランドでも、それほど見ないということは、日本の環境が好きな虫なんですね。
私が子供の頃は近くの田んぼではコンクリの上でたくさんの赤とんぼがとまっていたり
本当にたくさん見かけたものです。
農薬の影響か近年見る数が減って心配しています。
それでも、子供の頃から馴染み深い蜻蛉ですので、見つけると撮影しています。
コメントありがとうございます!
オオルリボシヤンマは、夏の終わりに少し山間の池を探すと案外出会うことができます。
ムツアカネやルリイトトンボは初見でしたが、本州では生息地が山岳地帯や寒冷地に限られるようです。
ムツアカネは複数のペアが連結しながら産卵していたのですが、ピンボケばかりで上手く写せませんでした(笑)
コメントありがとうございます!
私が育ったのは高度経済成長後の日本でしたので、
小学生の頃に比べると現在の方が下水道の普及で家の近くは川辺の環境は回復した感があります。
それでも赤とんぼについては、現在使われる農薬が赤とんぼには厳しいものなのか、アキアカネやナツアカネは
見る数が減ってしまいました。
コメントありがとうございます!
高校野球決勝などでTVに写って群れているトンボはウスバキトンボという種類で、赤とんぼの仲間ではないのです。
ウスバキトンボは今でも夏の終わりから秋にかけて、群れで飛ぶのをよく見かけることができます。
アキアカネやナツアカネは秋にたくさんいて、ほんとにずらーっと並んで数十匹とまっていたりしたものですが、
今は減ってしまった気がします。
コメントありがとうございます!
ムツアカネは初めて見ましたが成熟すると黒いので区別に苦労しません。
私の場合は案外、どこでも見られるナツアカネとアキアカネの2種類の赤とんぼについて、
メスの区別に苦労します。子供の頃から馴染み深い赤とんぼですが、
大人になっても興味はつきません。これからも日本全国で元気に飛び回ってほしいと願います。
コメントありがとうございます!
青い色のイトトンボは、こちらの家の近くでは何とか今も健在です。
カリフォルニアやNZではトンボの種類数はどうなんでしょうね。
NZ南島では新婚旅行のとき、1匹だけ見かけたのですが撮影チャンスはありませんでした。
日本は田んぼやため池、川、湿地etc多様な水辺の環境があり、トンボの種類数が確かに多い気がします。
コメントありがとうございます!