ニュージーランド南島の思い出(フッカーバレー)
お正月にNZの羊さんを載せたのですが、これを機会に1年前のNZ旅行の写真を引っぱりだしてみたいと思います。
写真の場所は、ニュージーランド南島のアオラキ/マウント・クック国立公園です。
アオラキ/マウント・クック国立公園の面積は700 km² を越え、南へ連なる3つの国立公園とともに、”テ・ワヒポウナム(宝のある場所)”として、ユネスコの世界遺産に登録されています。

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ザ・ハーミテージ・ホテル(2013.12.27 アオラキ/マウント・クック・ビレッジ) クリックすると大きめの絵になります
ホテルの前にはマウント・クックを見上げるヒラリー卿の像が立っています。
ホテル内には、エベレストに初登頂したNZ出身の登山家であるサー・エドモンド・ヒラリーの愛用の品々などを展示した施設があります。
ニュージーランドの最高峰アオラキ/マウントクック(3,764m)をはじめ、南島のサザンアルプスにどんどん登り、やがて、それがエベレスト登頂へ繋がっていったそうです。


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アオラキ/マウント・クック・ビレッジ(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック) クリックすると大きめの絵になります
アオラキ/マウント・クック登山の玄関口であるアオラキ/マウント・クック・ビレッジからは、たくさんのトレッキングコースが整備されています。
その中のフッカー・バレー・トラック 1日ハイキングに参加しました。
写真の右に写っている緑色の建物がザ・ハーミテージ・ホテルです。


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ホワイト・ホース・ヒル・キャンプ場(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック) クリックすると大きめの絵になります
かつてヨーロッパからの入植者によって森林が焼き払われて牧草地にされていたため、キャンプ場あたりまでの草地は外来種の植物が多いということでした。


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マタゴウリ(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
草地のなかに生える灌木はニュージランドの在来種であるマタゴウリです。


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マタゴウリ(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
先住民マオリの人たちはこのマタゴウリの棘で刺青を彫ったそうです。


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タラメア(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
草地にもうひとつ目立つ在来種はタラメアです。
硬い尖った葉の間から、自分の背丈よりもはるかに高い花を咲かせていました。


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第1吊り橋(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック) クリックすると大きめの絵になります
第1吊り橋のかかるフッカー川を渡ると、いよいよ渓谷トレッキングです。
灰色の水を湛えて見えているのはミューラー湖です。


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ミューラー氷河(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック) クリックすると大きめの絵になります
ミューラー湖の奥に見えているのはミューラー氷河です。斜めに山肌についている氷河では
撮影中も音と煙を立てて、氷河のかけらが崩れ落ちてきていました。


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モレーン(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック) クリックすると大きめの絵になります
土手のような地形は人の手で造成されたのではなく、氷河が谷を削りながら流れるとき、
削り取られる岩石や土砂が土手のように堆積してできた地形で、モレーンと言います。

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クッション植物(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
背丈が数cmほどしかないコケ植物や種子植物が身を寄せ合って生えていました。
強風を避け、寒さから身を守っているのだそうです。
地面や石を覆うように広がるのでクッション植物と呼ぶことを後で知りました。


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ニュージーランド ブルーベル(2013.12.28 ニュージーランド南島)
ニュージーランド在来の可憐な花たちが、岩やクッション植物の間から、あちらこちらで咲いています。
特にNZ原生のヒナギキョウであるブルーベルは、白~淡青色の花をたくさん見ることができました。


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ポフエフエ(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
地面を這うようにして、米粒のような小さな花を咲かせていました。


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スレンダー チックウィード(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
ハコベのような小さな花も時折見ることができました。


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ショートフラワード クレーンズビル(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
図鑑と見比べて名前を調べましたが、歩いている時はアイブライトと教わりました。
間違っていたらごめんなさい(笑)


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パラヒービー(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
パラヒービーの仲間はミルフォード・トラックでも出会いましたが、
このフッカー・バレーでも何度か見ることができました。


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ニュージーランド バイオレット(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
そして出会いたかったお花。ニュージーランドのスミレに出会うことができました。


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ニュージーランド バイオレット(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
ニュージーランドのスミレは、この谷の多くのお花と同じ白色。
この日、二度出会うことができたのでした。


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スノーベリー(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
スノーベリーはツツジ科の低木。少しだけ咲き残っていました。


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ヒービー(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
ヒービーは南半球に分布する低木。NZではよく見られ、100種ほど確認されているようです。


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トタラ(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
所々で常緑樹がグミのような赤い実をつけていて驚きました。


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フッカー川(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック) クリックすると大きめの絵になります
谷をえぐり勢いよく流れるフッカー川は白くにごって見えます。
氷河が山を下るときに削り取ってきた、細かい土砂の色です。


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第2吊り橋(2013.12.27 フッカー・バレー・トラック)
二つ目の吊り橋を渡り、さらにフッカー谷を奥へと進んでいくのでした。
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by chantake123 | 2015-02-01 09:26 | Comments(10)
Commented by yukate3939 at 2015-02-08 20:53
こんばんは。
ニュージーランドでのトレッキング、写真を見せて
もらってるだけでもワクワクするロケーションです。
Chantake博士は、歩かないといけないし、景色は見ない
といけないし、日本にはない動植物はいるし、とても
ハイテンションだったでしょうね。道中の様子が
目に浮かびます^^
Commented by ビリア at 2015-02-10 10:41 x
ニュージーランド 憧れの地です。
氷河や自然がそのまま残っているところ 行ってみたいです。
ここでロングステイして楽しみたいです。
Commented by Sippo5655 at 2015-02-10 21:58
ひゃあ、スケールが違いますね!!

中学生の時ヨーロッパに行ったのが、

最初で最後の海外旅行になりそうです^^;

ところ違えば その地の植生も、全く違うんですね。

スミレ 出会えて。 本当に良かったですね!

ここのスミレを食草とするチョウチョは・・・
Commented by tomiete3 at 2015-02-11 13:07
コメントありがとうございます。

スケールの大きい大地・・島そのものは大きくないですけど残された自然は素晴らしいですね

  じっくり拝見させてもらいます
Commented by asitano_kaze at 2015-02-11 18:02
ニュージーランドの南の島、むろん行ったことはありませんが、何だかロマンに充ちていますねぇ。
大きな樹木と緑の屋根のホテル。後ろは霞んだ山。とても幻想的にみえます。
ミューラ氷河、雄大ですね。自然のすごさが伝わってきます。
ニュージーランドのすみれも、とても魅力的ですね。
Commented by chantake123 at 2015-02-14 05:17
yukate3939さん、
風景に植物に鳥に、いろいろなところに目がいって大変でした。(笑)
本当に雄大な景色で、ただのんびりと歩いているだけで楽しかったです。
コメントありがとうございます!
Commented by chantake123 at 2015-02-14 05:22
ビリアさん、
ここではタスマン氷河、ミューラー氷河、フッカー氷河を比較的簡単に見ることができます。
タスマン氷河にはボートで近づいて、氷河をさわることもできました。
雄大な自然に触れるにはやはりロングステイをおすすめします。
コメントありがとうございます!
Commented by chantake123 at 2015-02-14 05:27
Sippo5655さん、
私も、この次海外旅行に行けるのだろうかと思うと、なかなか難しいです(笑)。
でも、なかなか行けないからこそ、この旅行も一生の思い出ですね。
なので、人から見ればちっぽけな草花かもしれませんが、NZでもスミレに出会えたことも、本当にうれしい出会いなのでした。
コメントありがとうございます!
Commented by chantake123 at 2015-02-14 05:32
tomiete3さん、
氷河やU字谷は日本では見れないので、本当に新鮮な景色でした。
平地では大部分が羊などの牧草地に変えられてしまっていますが、
それでも、残された原生林や渓谷の自然は素晴らしかったです。
コメントありがとうございます!
Commented by chantake123 at 2015-02-14 05:38
asitano_kaze さん、
スカッと晴れてくれると最高なのでしたが、当日は曇り空。
山の上の方は霞の中でした。でも、時折青空がのぞくだけで、何だかうれしかったです。
懸垂氷河では、ゴロゴロと音を立てて、氷河のかけらが流れ下っていて、すごかったです。
コメントありがとうございます!
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