上高地 2014 その3(明神、徳沢、横尾)
2014年 09月 28日
今年は台風11号が近づいてきていたので、涸沢や蝶ヶ岳登山は断念しました。
その分、徳沢~横尾のいわゆる「奥上高地」をゆっくり歩くことができました。
奥上高地では、ヒメシジミをゆっくりと観察する機会に恵まれました。
川沿いに咲くアキノキリンソウにヒメシジミのメスがやってきていました。
河原ではヒメシジミのオスにも出会いました。
ブルーの翅が綺麗でした。
オスとメスがお互いを見ているように感じました。
すると、オスがメスのとまっている葉に舞い降りたのです。
触覚や脚をタッチさせながら、どんなプロポーズをしたのかな。
メスも翅を震わせて、プロポーズに応じたように見えました。
オスがメスの横を歩いて、葉の付け根側へ移動しました。
メスもオスのあとにつきます。
雨が降るおそれもあったので、ここで観察を終えました。
このカップルが子孫を繋いでいて、また訪れたときに出会えるといいなあと思います。
奥上高地で出会った花たち。アキノキリンソウ。
グンナイフウロは仙丈ヶ岳で出会った花よりも淡い色をしていました。
上高地では、かならずキツリフネに出会います。
クルマバツクバネソウは、花の後に実をつけていて印象的でした。
切り立った岩にたくさんのハクサンオミナエシが咲いていました。
ショウマの仲間やセンジュガンピ、ソバナなどが競うように咲きます。
小川の傍ではトリカブトやアザミが咲いていました。
シダの群生に出会い、ニュージーランドのミルフォードトラックを思い出しながら歩きました。
帰り道ではニホンザルが見送ってくれました。
求愛シーン ほのぼのしちゃいました。
やっぱりこの子は表情豊かだぁ。。
野草の、種類が本当にたくさん!
いつも歩く東京の光景って、
思わず比べてしまいました^^;
奈良に住んでいると、なかなかヒメシジミを観察する機会はないので
ほんとうに求愛シーンを観察できたのはありがたいことでした。
晴れていれば、登山に追われて観察できなかったと思います。
野草もゆっくり眺めることができました。
コメントありがとうございます!
一緒に奥上高地までついてきてくれる奥さんには、本当に感謝です。
上高地ではお猿さんに会う機会が多いです。
熊さんは見てみたいですが、会わないほうがいいのでしょう。
コメントありがおうございます!