斑山椒魚
2012年 12月 08日
12年前の懐かしい写真です。
学生の頃、大学の実習林で出会ったブチサンショウウオです。
サンショウウオやイモリの仲間は両生類のなかで有尾目に含まれ、カエル(無尾目)と違って親になっても”尾”をもつのが特徴です。
茶褐色の地色に銀白色の”斑’模様があるのが名前の由来で、西日本の比較的標高の高い山の谷に棲むそうです。
当時、実習林の食糞性コガネムシを調べていて、夜にトラップを見にいったら、コガネムシの代わりにかかっていたものです。
「夜行性なのか?体長は11cmあまり。思った以上に歩くスピードが速い」と記録していました。
このような生き物との出会いも一期一会ですね。
奈良県の大台ヶ原では、大台ヶ原のものが基準標本になっており、
紀伊半島の源流の川に棲むオオダイガハラサンショウウオがキャラクターとなって紹介されています。
またいつか出会ってみたい郷土の生き物たちです。
とても美しいですね!
そしてこの紫の色合い・・神秘的!
偶然とはいえ、素敵な出会いでしたね!
今でも、たくさん生息しているのでしょうか。
看板設置は、やはり必要でしょうね。
こういった呼びかけや配慮もまた、自然を守る術ですものね、
最近私は東京から出ていませんが、
どこも紅葉で賑わい、
比例するようにゴミが目立ちます。
残念なことです。
大台ケ原へは若いころ行ったことがありますがとても神秘的だったことを覚えています。
珍しい生物が生息していても不思議ではない感じのする環境でした。
京都三日目に清水寺へも行ってきました。
なかなか仕事をするようになると時間もとれず、
このような生き物と出会うような機会も、これからはそうそうないのかも
しれません。実習林の付近は、昨年の台風12号による紀伊半島
大水害により大きな影響を受けました。それでも、サンショウウオたち
もたくましく生きていってくれているのではないかと願ってます。
自然を守っていくために、看板でマナーを伝えていくことも大切かも
しれません。コメントありがとうございます。
大台ケ原は、この2009年に訪れたときは大雨でした。
霧けむり雨ふりしきるなか、切り株にランが咲いているのを見つけて
その神秘さに感動したのも覚えています。あまりの雨の強さに
写真は撮れなかったですが(笑)
清水寺は、紅葉が美しかったですね♪コメントありがとうございます!