柿 長元坊 殿様飛蝗
2012年 11月 18日
近所の川沿いの道では、畑でたくさんの柿が実っています。
川沿いの道を歩くと、大きなバッタが飛び出してきました。近所にもトノサマバッタがいるものなのですね。
バッタを狙って猛禽類もやってきていました。去年の冬以来、約1年ぶりに見るチョウゲンボウでした。
電線の上から狙いを定めると静かに出撃!
この写真の直後に、見事にバッタを捕まえていました。
この他にも餌探しに余念の無い鳥たちの姿がありました。稲刈りの終わった田んぼでは、モズが餌を探していました。
川沿いの道からは、川辺の葦にとまるハクセキレイと目が合いました。
日光浴するミシシッピアカミミガメの横でシギが水中の獲物を狙っていました。胸の模様からイソシギのようです。
暖かな日差しのなか、蝶たちにも出会うことができました。
柿の木の下には、ツマグロヒョウモンのメスが舞い降りて柿の落ち葉にとまりました。
柿の木の下には、たくさんの菫が自生していて、春だけでなくこの季節にも花を咲かせます。
ツマグロヒョウモンの幼虫は菫の葉を食べて育つので、
ツマグロヒョウモンのメスが二匹やって来ていて、菫の近くにさかんに産卵を繰り返していたのでした。
熟れた柿の実にはキタテハが汁を吸いにやってきていて、草むらに下りてきました。
翅を閉じるとハッとさせられました。厳しい冬を鳥などに食べられないで乗り越えていくために、翅の裏は見事な枯葉模様になっているのですね。
畑で日光浴をするヤマトシジミは、翅の白みがかったブルーが美しかったです。
ベニシジミも翅にめいっぱい日光を浴びて気持ちよさそうでした♪
アキノノゲシではモンシロチョウが夢中になって蜜を吸っていました。
この一週間で一気に寒さが増してきました。そろそろ今シーズンの蝶観察は終わりになるかもしれませんね。
残り柿にも惹かれてしまいます。
ああ、このバッタはやはりトノサマバッタなのですね!
今年、何度か撮影して、「たぶん・・・トノサマバッタだよね?」なんて
話しかけたり^^;
この時期になってまだこんなにチョウチョが見られるなんて~♪
今日は私も散策しましたが、チョウチョは全く見られませんでした><
ツマグロヒョウモン女の子・・・
産卵、頑張って!
田舎道をいくと
なんとたくさんの命が息づいているものかと
びっくりします。
chantakeさまの目配りで
チョウゲンボウ、モズ、イソシギ・・・・
チョウ達
みな懸命に生きていることが思われます。
アカミミガメ・・・日本の亀はどこに行ったの?
身近な自然はいいですね!!
私は今月入って手を怪我してしまいましたが、元気にしております。
「森にピンクのクリンソウを撮る」をご覧いただきありがとうございました。また、いろいろなご意見を頂き勉強になりました。また、みなさんからのお便りを楽しみにしています。
子供の頃の記憶をたよりに、トノサマバッタを久しぶりに見たいと
思っていたら、灯台下暗しですね!ほんと家の近くで見られました。
ツマグロヒョウモンは温暖化とともに分布を北へと広げながら、
奈良盆地でもヒョウモンのなかで一人勝ちの優占種ですので、
数年前にこの時期にも見られるのを観察したとき、ちょっとほかの
ヒョウモンのことを思うと悲しく思ったこともありますが、それでも
子供の頃初めて幼虫から育てて、蝶好きになったきっかけの種類
でもあります。たくましく命をつないでいく姿をあたたかく見守りたいと
思います。コメントありがとうございます!
住み慣れた町ではありますが、改めてゆっくり歩くと、
たくさんの生き物たちに出会うことができます。
子供の頃、クサガメの大きい個体にパンをやって飼っていたことも
あります。今は川を覗いてもミドリガメばかり。
本当に心配です。コメントありがとうございます!
お怪我大丈夫ですか。今年はクリンソウを見にいけなかったので、
来年は見に行きたいなあと思いました。
こちらはそろそろ虫たちのシーズンが終わっていくので、鳥に移行
していきそうです。コメントありがとうございます!