上高地 ~蝶~
2009年 08月 17日
コヒオドシ(2009.8.11/長野県 松本市)
遠くのアザミの花で蜜を吸っていたものが、思いがけず飛んできてくれました。
中学生の時に乗鞍岳で見て以来だったので感激でした。
ミヤマカラスアゲハ(2009.8.11/長野県 松本市)
何度もアザミの花にやって来て、ゆっくり撮影させてくれました。
ミドリヒョウモン(2009.8.11/長野県 松本市)
湿原に大きな花を咲かせるマルバダケブキにやってきました。
ウラギンヒョウモン(2009.8.11/長野県 松本市)
父がコンデジで撮ってくれたもの。湿原のお花畑ではヒョウモンチョウの仲間が
いっぱい飛んでいました。
コヒョウモン(2009.8.11/長野県 松本市)
奈良では見られない小形のヒョウモンチョウも見ることができました。
コムラサキ(2009.8.11/長野県 松本市)
川沿いのヤナギが幼虫の食樹となるので、上高地では多く見られるようです。
樹液を吸いに飛んできました。青く輝くオスには逃げられました(笑)
ヒメキマダラヒカゲ(2009.8.11/長野県 松本市)
上空からノリウツギの花にふんわりと舞い降りました。
スジグロシロチョウ(2009.8.11/長野県 松本市)
反り返るように咲くメタカラコウの花で食事中。
カラスシジミ(2009.8.11/長野県 松本市)
ハルニレの森では、それを食樹としているカラスシジミを初めて見ることができました。
天候に恵まれてたくさんの蝶が見れた分、歩みが進まず宿まで時間がかかりました…。
やっぱり標高の高い所の蝶でしょうか。
コヒオドシもミドリヒョウモンも、禿岳などの高い所で
会った記憶があります~
それにしても、ばっちりの撮影で、素晴らしいですね~
しかし、蝶や風景を撮りながら徳沢までというのは相当な時間が
かかったことと思います。
光の加減、ボケ共とてもきれいに撮れていると思います。
何だか一度にupするのがもったいないような気がします。
この中でコヒオドシとコヒョウモンは、北海道、そして本州では
分布が中部地方などに限られています。特にコヒオドシは
本州では高山~亜高山帯に棲むので高山蝶の一種とする本も
あります。
ミドリヒョウモンも涼しいところが好きかもしれません。
そちらでは平地でも見られるかもしれませんが、奈良では
ふつう山地でのみ見られます。
いろんな蝶が飛んでいたので、ついつい粘って撮ってしまいました。
コメントありがとうございました!
ふつう大正池から徳沢まで歩くだけなら3時間ほどだと思いますが、
1日かかりました(笑) 自分が写真を撮りにふらふら横道にそれる
からですが、まあ、父母も所々で絵を描きながらだったのです。
個人的には、逆光でとったコムラサキやヒメキマダラヒカゲが案外
いい感じになったかなあと。
地味な色合いの蝶も含まれているので、思い切っていっぺんに
出しました!